2021年7月現在

1.NDC 185 お布施はどこへ消えた?

 井上 暉堂(きどう)「著」3巻(380)

(内容)日本人は葬儀や仏事を坊主任せにしている。臨済宗老師ながら寺を持たない坊主の著者が、坊主の裏側や本音を暴露しながら疑問を呈する。

 

2.NDC 818 ななな・ななななな?

 工事郎(こうじろう)「著」2巻(314)

(内容)ディープな熊本弁とその使い方などを解説。熊本弁の基本的な言葉をまとめたいろはがるたも収録。

 

3.NDC 913 斬鬼たち

 鳥羽 亮「著」 3巻(360)

(内容)両替屋の主と手代が日本橋川の際で一刃のもとに切り捨てられた。動き出す奉行所の同心たちに闇の者たちが次々と襲いかかる。

 

4.NDC 913 ダイヤモンド・シーガル

 西安(にしやす) 勇夫「著」3巻(440)

(内容)努力していても事故や天災に、病気になるかもしれない。肝心なのは不幸に遭遇した時の生き方なのである。脳卒中で倒れリハビリに励む妻とそれを献身的に支える夫の姿を描いた物語。

 

5.NDC 913 首里の馬

 髙山 羽根子(はねこ)「著」2巻(304)

(内容)中学生の頃から沖縄の郷土資料館の資料整理を手伝う未名子は世界の果ての遠く隔たった場所にいる人たちにオンライン通話でクイズを出題するオペレーター。『新潮』掲載を単行本化。

 

6.NDC 913 新章 神様のカルテ

 夏川 草介「著」 7巻(1034)  

(内容)信州松本に住む内科医、栗原一止が大学病院に移り早2年。自らを頼る女性膵癌患者への治療法をめぐり、局内の実験を握る准教授と衝突して…。

 

7.NDC 913 熱血一刀流 3

 岡本 さとる「著」 3巻(440)

(内容)練塀小路に剣術道場を構える、小野派一刀流の中西忠太。ある日弟子たちが町で大喧嘩に遭遇し、仲裁に入るも逆に牙を剥かれ、挑発に乗って暴れてしまう。心配する忠太は新たな教えを説くが…。

 

8.NDC 913 戦国小町苦労譚(たん) 2

 夾竹桃(きょうちくとう)「著」5巻(708)

(内容)タイムスリップから約2年。相変わらず農業に明け暮れる静子。本多忠勝や前田慶事濃姫なども静子にかかわってきて、増々歴史の渦に巻き込まれていく。

 

9.NDC 933 哀愁のプロヴァンス

 アン・メイザ―「著」 3巻(384)

(内容)病弱な幼い息子ジョナサンを医師の指示に従って転地療養させるためには多額の費用が掛かる。ダイアンは豊かな農園を経営するマノエルに援助を求めるためスペインの国境に近いフランスの街を訪れるが…。

 

10.NDC 933 かりそめの妻

 ロバータ・レイ「著」 3巻(416)

(内容)富豪の後継者に指名されている男性が形だけの妻を捜している。家族に仕送りするお金が必要なエミリーはその役目を引き受けた。契約夫ルークを愛してしまうことになるとは予想だにせず…

 

11.NDC 933 フランク・オコナ―短編集

 フランク・オコナー「著」 4巻(578)

(内容)母の愛情をめぐる父と少年との熾烈な争い、神父の葬儀に届いた真っ赤な花輪の謎、過去を抱えた女に誘惑される風来坊……。戦争の影漂うアイルランドを舞台に、人々の日常に芽生える物語を、ユーモラスに、ミステリアスに描く。