2023年3月現在

1.NDC 210 鎌倉殿と13人の合議制

 本郷和人「著」 3巻(350)

(内容)源頼朝亡き後、頼家の代に導入された「13人の合議制」とは何だったのか。頼朝以前にさかのぼって鎌倉幕府の本質を明らかにしながら、武士政権というそれまでにない権力体とその激動について解説する。

 

2.NDC 304 世界のニュースを日本人は何も知らない3

 谷本真由美「著」 3巻(394)

(内容)東京オリンピック世界の反応、各国「コロナ対応」のその後、カツカレーがイギリスで独自変異…。新型コロナにまつわる騒動を中心に、元国連職員の著者が、日本のマスコミが報道しない「世界のニュース」を紹介する。

 

3.NDC 332 食べものから学ぶ世界史

 平賀 緑「著」 3巻(330)

(内容)砂糖や小麦粉など身近な食べものから「資本主義」を解き明かす!なぜ、こんな世界になってしまったのか。気候危機とパンデミックをかかえて生きる人たちにすべての問題の根底にある資本主義のカラクリを紹介。

 

4.NDC 370 親子共育のすすめ

 小林 謙作「著」 3巻(458)

(内容)本来教育とは子供の持って生まれた能力を引き出して伸ばすことであり、その能力を伸ばすには具体的にどのように実践すればよいのかを説く。

 

5.NDC 810 日日(にちにち)是(これ)日本語(にほんご)

 今野(こんの) 真二(しんじ)「著」5巻(684)

(内容)古典や漫画、辞典、最新の書物まで、手にした読み物から日本語学者ならではの所感を日々つづった1年分の読書日記。何気ない日本語や本に出会うことの楽しさや読み深めることの面白さを教えてくれる一冊。

 

6.NDC 913 お師匠様、出番です! 

 柳ヶ瀬 文月「著」 3巻(440)

(内容)堅物娘の伊予が「からぬけ長屋」の大家から聞いたのは、腕はいいが店賃をまったく入れない「困った店子」こと落語家・烏亭邑楽の話。大家の力になるべく長屋に殴り込み、邑楽に店賃を払わせるため押しかけ弟子になることに。笑って泣ける、愛と人情たっぷりの時代小説。

 

7.NDC 913 鬼役32  継承

 坂岡 真「著」 4巻(522)

(内容)将軍家毒味役の裏で暗殺御用を引き受けてきた矢背蔵人介は、御役御免を言い渡される。家督を養子の卯三郎に引継ぎ、新たな役目を引き受けた蔵人介は、江戸城内の陰謀に巻き込まれてしまう。

 

8.NDC 913 汝(きみ)想(おも)いて斬(ざん)  2

 門田 泰明「著」 4巻(584)

(内容)江戸では将軍家兵法指南役・柳生備前守俊方が暗殺集団に襲われ、大磯宿では加賀守銀次郎が十六本の凶刃の的となり、壮烈な激戦となった。未曾有の撃剣は、遂に大奥一行へも襲いかかり・・・。

 

9.NDC 913 この声が、きみに届くなら

 菊川 あすか「著」 3巻(350)

(内容)高1のゆめは、中学のときから片想いしている本城先輩に、高校のバスケ部で再会するが、声のコンプレックスのせいでうまく話せずにいた。やっと仲良くなれた矢先、「また明日」と言ったのに、先輩は学校に来なくなって・・・。

 

 

10.NDC 913 セピア色の回想録 

 赤川 次郎「著」 3巻(464)

(内容)登場人物が一年ずつ歳を重ねていくおなじみの「杉原爽香」シリーズ。大富豪・三田村朋哉は、孫娘の奈美に、遺産を渡したい人物として杉原爽香の名前を挙げる。三田村の家族にふりかかる事件に巻き込まれたうえに、娘の珠実の学校での騒動にも深く関わることになった。

 

11.NDC 913 戦国小町苦労譚8 

 夾竹桃「著」 4巻(512)

(内容)静子軍の呈した秘策-新式銃を本格的に戦に投入-に武田軍最強赤備えはどう打ってでるのか? 三方ケ原の戦いで歴史が大きく変わろうとしている・・・。

 

12.NDC 913 戦国小町苦労譚10 

 夾竹桃「著」 5巻(710)

(内容)信玄亡き後、真田衆は静子のもとに落ち着き、織田家は情報戦でも一歩先を進むように。カカオを採取し、ワインとチョコレート製造も着々と進む中、加賀一向宗攻めに悩む光秀たちに、静子が出した案とは。

 

13.NDC 913 戦国小町苦労譚12 

 夾竹桃「著」 3巻(418)

(内容)1576年正月。本願寺がついに信長に屈しようという節目を迎える中、ヴィットマンが老衰のため体調を崩してしまう。誰よりも近くにいた家族の老いに静子は動揺し・・・。

 

14.NDC 933 ナイト・マネジャー上

 ジョン・ル・カレ「著」 6巻(784)

(内容)スイスの名門ホテルのナイト・マネジャーであるジョナサンは、ある吹雪の夜、武器商人のローパー一行を迎え、衝撃を受けた。ローパーこそ、彼が愛した女性を死に追いやる元凶となった男だったのだ。

 

15.NDC 913 南町奉行と餓舎(がしゃ)髑髏(どくろ)

 風野 真知雄「著」 3巻(338)

(内容)浅草橋の海産物問屋の蔵の中で、首や手足がバラバラに切断された10人をこえる男女の死体が発見された。屋敷の中で死んでいた手代のかたわらには「がしゃどくろ」の血文字が。さらに、隣家の旗本は全身に凄まじい血を浴び…。

 

16.NDC 913 モラルリスク常習者たち

 今子 正義「著」 4巻(566)

(内容)保険金詐取は一度味わったら止められない-。現実に起こった保険不正請求を参考に、保険調査員の「裏社会での知られざる奮闘」を描いた小説。

 

17.NDC 913 谷中の用心棒萩尾大楽

 筑前 助広「著」 6巻(856)

(内容)江戸は谷中で用心棒稼業を営み、閻羅遮と畏れられる男、萩尾大楽。弟が脱藩したことを報された彼が裏の事情を探ると、御禁制品である阿芙蓉(アヘン)の密輸を巡り、江戸と九州の故郷に黒い繋がりがあることが見えてきて・・・。

 

18.NDC 913 読んで旅する鎌倉時代

 高田 崇史 他「著」 3巻(398)

(内容)頼朝が北条政子と激しい恋の末に結ばれた伊豆山神社、後に袂を分かつ義経と対面した八幡神社、幕府の崇敬を集めるも実朝暗殺の地となった鶴岡八幡宮。鎌倉殿ゆかりの13の地を舞台にした短編小説集。

 

19.NDC 913 ラーゲリより愛を込めて

 辺見 じゅん「著」 4巻(496)

(内容)戦後のシベリア強制収容所で過酷な日々を過ごしながらも、家族や仲間を想い、生きる希望を持ち続けた山本幡男の生涯と夫婦愛を描く。辺見じゅん著「収容所から来た遺書」を原作とした映画のノベライズ。

 

20.NDC 913 浪人奉行十三ノ巻

 稲葉 稔「著」 3巻(446)

(内容)かつて岩城升屋に押し込みに入った賊の正体が明らかになるかもしれない。無念のうちに殺された奉公人たちの仇を討ちたいと強く願う升屋九右衛門の依頼を受け、八雲兼四郎は賊がひそむという千住下宿へと向かうが・・・。

 

21.NDC 933 罪深い肖像画

 リン・グレアム「著」 3巻(372)

(内容)モンテイロ家の当主デュアルテと結婚したエミリーを待っていたのは、屋敷中に飾られた前妻の肖像画と、前妻の母親の憎悪。しかも夫から不貞の疑いをかけられ、エミリーは夫に妊娠したことも告げず、イギリスに逃げ帰り・・・。

 

22.NDC 933 二十一の短篇

 グレアム・グリーン他「著」 5巻(700)

(内容)廃屋に住むじいさんを狙う少年ギャングのおかしくも残酷な企みを描く「廃物破壊者たち」。バーで拾った女と自分の故郷へ旅行にでかけた男の姿が切ない「無垢なるもの」など21の短篇を収録。

 

23.NDC 933 春を待ちながら

 キャサリン・スペンサー「著」 3巻(386)

(内容)イタリア人実業家ベネディクトに、カサンドラは出会ったその瞬間から魅了された。あるパーティの夜、二人は結ばれ、彼女は妊娠。ベネディクトは結婚を申し込み、カサンドラはためらいながらもイエスと言ったが・・・。

 

24.NDC 933 不機嫌な秘書

 ジェシカ・スティール「著」 3巻(380)

(内容)父の都合でハミルトン社の役員にさせられたアシュリンは初めての役員会で失敗し、若く精悍な会長カーター・ハミルトンに厳しく当たられた。しかし後日、カーターからけがをした秘書の代わりをつとめるよう要請され・・・。