2024年7月現在

1.NDC 407 理系研究者の「実験メシ」

 松尾佑一「著」 3巻 420

(内容)ポップコーンの白い部分は何でできている? 炎天下の車のボンネットなら目玉焼きが作れる? ふとした疑問に、大学で生物学を教える研究者が体当たりで挑む。成功あり、失敗あり、ハプニングありのちょっぴり大人の自由研究。

 

2.NDC 783 ウイニングメンタリティー

 トム・ホーバス「著」 2巻 260

(内容)選手の力を最大限に引き出すコーチングとは? 2021年夏、唯一無二のバスケで世界を魅了したバスケットボール女子日本代表。ヘッドコーチとしてチームを率いたトム・ホーバスが、自身のこと、指導法、指導理念を紹介する。

 

3.NDC 913 家康と九人の女

 秋月達郎「著」 6巻 824

(内容)桶狭間の後、家康に今川家からの独立を促した母・於大。家康の弱さを受け止め続け、関ケ原でも轡を並べたお須和(阿茶)…。徳川家康という男に惚れ込み、時に憎み、生涯を懸けて愛を貫いた九人の女たちの姿を描く歴史小説。

 

4.NDC 913 聖乳歯の迷宮

 本岡類「著」 5巻 762

(内容)イスラエルで発掘された〈キリストの乳歯〉からホモサピエンスとは異なるDNAが検出され、人ならぬ神の実在が証明されたとして、世界中で宗教ブームが沸き起こる。一方、東京の南にある青ケ島では不可解な事件が起こり…。

 

5.NDC 913 世界でいちばん透きとおった物語

 杉井光「著」 3巻 426

(内容)大御所ミステリ作家宮内彰吾が死去。妻帯者ながら多くの女性と交際し、外にできた子供が僕だ。宮内の長男からの連絡をきっかけに、父が最後に書いていたらしい「世界でいちばん透きとおった物語」を探しはじめるが…。

 

6.NDC 913 流人船 新・秋山久蔵御用控

 藤井邦夫「著」 3巻 428

(内容)庭で嗤いながら家来を斬り、父親に成敗された若い侍を錯乱させた背後には、なにやら怪しい秘薬の影が。一方、秋山久蔵は島流しになった流人の女房・おそのの様子がおかしいと聞き、普段は慎ましく暮らす女を尾行してみると…。

 

7.NDC 914 幸福人フー

 坂口恭平「著」 2巻 320

(内容)坂口恭平の妻フーちゃんは、不安はないけど、期待もしない人。出会いから20年、妻をずっと定点観測してきた坂口が、彼女の「しあわせ」の在り方をインタビューしながら探る。note掲載に書き下ろしを加え書籍化。

 

8.NDC 916 ヒロシマ・ナガサキ二重被爆

 山口彊「著」 3巻 406

(内容)広島と長崎で、二度の被爆。その後、生きていくために米軍で通訳として働いた。戦争を生き抜いたひとりの日本人が、90歳から語り始めた生きる力と平和への願い。

 

9.NDC 933 あの朝の別れから

 リン・グレアム「著」 3巻 374

(内容)従姉のイモージェンの追悼式が行われている教会で、マリベルはレオニダスと再会した。彼は大富豪のギリシア人実業家で、イモージェンのかつての恋人。密かに惹かれていたマリベルは、彼と熱い愛を交わしてしまうが…。

10.NDC 933 オアシスのハネムーン

 ペニー・ジョーダン「著」 3巻 374

(内容)フェリシアは会社勤めの平凡なイギリス人女性だが、中東からの留学生に一方的に熱愛され、求婚された。実は彼は故国屈指の大財閥の息子で、2人の結婚には、家長である叔父のラシッドの許しを得なければならないが…。

 

11.NDC 934 サミング・アップ

 モーム「著」 5巻 758

(内容)64歳となり劇作家としても小説家としても功成り名遂げたモームが、自分の生涯を締めくくるような気持で書き綴ったエッセイ集。