2023年11月現在

1.NDC 686  アニメと鉄道ビジネス

 栗原(クリハラ) 景(カゲリ)「著」3巻 432

(内容)アニメと鉄道のコラボレーションが盛り上がっている。その起源から今日までの道のりを、様々な事例と当事者へのインタビューを交えながらひもとく。キャラクタービジネスと鉄道の結びつきについての取材・レポートも掲載。

 

2.NDC 786 山はおそろしい

 羽根田(ハネダ) 治(オサム)「著」3巻 442

(内容)落雷、滑落、クマ、滝壺転落…。楽しいはずの登山が、ふとした拍子に次の瞬間には死の淵に立っている。想定外の危機へどのように対処すれば生きて帰れるのか? 遭難取材を長年続ける著者が貴重な証言からその術を解説する。

 

3.NDC 911 教養としての俳句

 青木(アオキ) 亮人(マコト)「著」2巻 198

(内容)日本の伝統文芸として、数百年も受け継がれてきた俳句。そもそも俳句ってどうやって生まれたの? 季語ってなぜ必要なの? どうやって俳句の意味を読みとけばいいの?日本人として最低限おさえておきたい俳句の知識を解説する。俳句の歴史や特徴、有名句の読解など、全体像が2時間で分かる超・入門書。

 

4.NDC 913 アフター・サイレンス

 本多(ホンダ) 孝(タカ)好(ヨシ)「著」5巻 656

(内容)警察専門のカウンセラー・高階唯子の仕事は、事件被害者やその家族のケアをすること。多くを語らないクライエントの、秘められた想いに触れていき…。心揺さぶる連作ミステリ。『小説すばる』掲載を改題、加筆修正し単行本化。

 

5.NDC 913 犬神家の戸籍

 遠藤(エンドウ) 正敬(マサタカ)「著」4巻 500

(内容)犬神家を襲った怪奇な連続殺人事件の背景とは? 横溝作品「犬神家の一族」を取り上げ、一族の系譜を丁寧にたどりながら、社会に根強く残る「血」や「家」の秩序と価値観を炙り出し、近代日本の陰に光をあてる。

 

6.NDC 913 従者

 坂(サカ)岡(オカ) 真(シン)「著」4巻 512

(内容)ついに矢(ヤ)背(セ)家に婿入りして、御膳(ゴゼン)奉行(ブギョウ)となった求(モト)馬(メ)の前に、「矢背家の用人」を命じられたという男、佐山大五郎が現れた。槍の名人という佐山が配下として探索に動いてくれることになった。しかし、佐山が消息を絶ち…。シリーズ第4弾。

 

7.NDC 913 慶喜暗殺

 阿井(アイ) 渉(ショウ)介(スケ)「著」4巻 622

(内容)江戸から明治に代わった激動の世。元旗本で彰(ショウ)義隊(ギタイ)にも加わった土肥(ドヒ)庄(ショウ)次郎(ジロウ)は、最後の将軍・徳川慶喜を誅(チュウ)さんと付け狙っていた。絶望の果てに太鼓持ち・松廼家(マツノヤ)露(ロ)八(ハチ)として名を馳せた破天荒な男を描く長篇。

 

8.NDC 933 億万長者の恋

 ダイアナ・ハミルトン「著」3巻 382

(内容)「初恋」と題された肖像画のモデルは、驚くほどキャロラインに似ていた。彼女が働く画廊が発見したその名画は、早くも買い手がつきそうだったが、その買い手とはキャロラインを冷酷に捨てた初恋の相手、ベンだった…。

 

9.NDC 933 涙は砂漠に捨てて

 メレディス・ウェバー「著」3巻 386

(内容)ネルはかつての恋人カルを捜しに砂漠の国を訪れた。愛する息子が重病に冒され、救えるのはカルだけなのだ。彼女はどんな非難を受けることになろうと、「あなたには息子がいて、助けを待っている」と打ち明けるつもりで…。

 

10.NDC 933 灰かぶりの令嬢

 カーラ・ケリー「著」6巻 748

(内容)子爵の非嫡出子であるエレノアは、宿屋を営む祖母と暮らし、ひもじさに耐えていた。髪を切って売り払ったとき、船の艦長オリヴァーが宿泊に訪れる。体調を崩したオリヴァーを看病したエレノアは、淡い想いを募らすが…。

 

11.NDC 933 誘惑のゆくえ

 ダイアナ・パーマー「著」3巻 358

(内容)父親の共同経営者の敏腕弁護士ホークに、シリは夢中だった。だがホークはシリを子ども扱いし、想いを隠せない彼女を叱責する。あるとき、シリはホークの出張に同行するが、彼はかつての婚約者と出かけ、朝まで帰らず…。

 

12.NDC 943 失脚/巫女の死

 デュレンマット「著」4巻 580

(内容)自動車のエンストのため、鄙びた宿に泊まった男の意外な運命を描く「故障」、粛清の恐怖が支配する会議で、閣僚たちが決死の心理戦を繰り広げる「失脚」など、本邦初訳を含む全4編を収録する。