2015年6月現在点字図書

1.新 気づく力 

 木村 藤子「著」   2巻

(内容)激動の時代に生きる私たちが幸福をつかみ取るための“ある法則”とは? 人生という荒波を乗り越えるための知恵、「気づく」ために持つべき思考、真っ暗闇の人生に希望という光を与えるための方法などを綴る。


2.カンタン成功法則 

 斎藤 一人「著」  2巻

(内容)成功するのに難しいことをする必要はない。だいいち、難しいことはできないから-。納税日本一の実業家・斎藤一人が、どんな人でも100%成功できる「ルール」を紹介する。


3.2時間でおさらいできる日本史 

 石黒 拡親「著」   3巻

(内容)「中学高校で“習ったはず”の日本史を、もう一度勉強したい」「教養として、歴史の流れを押さえておきたい」「時代小説や時代物のドラマをもっと楽しみたい」「年号暗記を忘れてダイナミックな歴史の面白さを味わいたい」―そんな人はぜひ本書で日本史のおさらいをはじめてください。スラスラ読めて時代の特徴が掴みやすい、“読むだけ日本史”講義、本日開講。


4.うどん屋剣法 おせん 

 山手 樹一郎「著」   4巻

(内容)うぬぼれ小天狗と綽名された土浦藩老職の若様秋葉大輔が家飛出して落ぶれて同郷の娘千早と出会って、うどん屋しながら剣の修行…。隠密同心に追われる並川代二郎をかくまった小料理「すみ田川」のおせん姐さんとの不思議な縁は江戸に舞戻って…傑作明朗時代小説。

5.木戸の誘拐騒動

  喜安 幸夫 「著」  3巻

(内容)浪人の榊原真吾が師匠を務める手習い処に通う娘が行方不明となった。木戸番の杢之助は、拐かしの可能性が高いとみて探索を進め、ある4人組が怪しいと目星を付ける。ところが事態は血なまぐさい事件へと進んでいき…。


6.将軍家の秘宝 

 出久根 達郎「著」   4巻

(内容)江戸時代の信濃国。若僧・秀全は、ひょんなことから行商人・平助、若い山女・まつと行動を共にする。3人が山中を行くうちに遭遇したのは、山に眠る謎の将軍家献上品をめぐり、跳梁跋扈する人々で…。長編時代活劇。


7.新選組出陣 

 天堂晋助 他「著」   6巻

(内容)歴史時代作家クラブの会員たちによる競作アンソロジー。「花は桜木」「終わりの始まり」「京の茶漬」など、新選組の新たな地平を拓く9つの短篇と、鳥羽亮・秋山香乃他の座談会を収録。


8.潜入捜査官 

 姉小路 祐「著」   4巻

(内容)警視庁都民相談室に持ち込まれたのは、裏口就職を斡旋しているという就活セミナー塾への疑惑。元劇団俳優で新米警察官の七曲風馬は、アルバイトスタッフとしてセミナー塾へ潜入する。そんななか、塾の代表が行方不明になり…。


9.伊達藩黒脛巾組 独眼竜の忍び(上) 

 平谷 美樹「著」   4巻

(内容)天正18年、豊臣秀吉から減封処分を受けた伊達政宗を陥れようと、徳川家康は配下の伊賀忍者を奥州へと差し向けた。家康の動きを察知した政宗は、精鋭忍者部隊・黒脛巾組に企ての阻止を命じる。


10.月に願いを 

 風野 真知雄「著」   3巻

(内容)静湖姫は、独り身のままもうすぐ三十二歳。そんな折、ある藩の江戸屋敷で藩士百人近くの死体が見付かる。調査に乗り出した静湖が辿り着いた意外な真相とは? そして静湖の運命の人とは!? 衝撃の完結巻!

11.ナモナキラクエン 

 小路 幸也「著」   3巻

(内容)「楽園の話を、聞いてくれないか」 そう言って、父さんは死んでしまった。山、紫、水、明と名づけられた、それぞれ母親が違う僕たち兄妹と、母親について書かれた手紙を残して…。


12.百 

 色川 武大「著」   4巻

(内容)「おやじ、死なないでくれ―、と私は念じた。彼のためでなく私のために。父親が死んだら、まちがいの集積であった私の過去がその色で決定してしまような気がする」百歳を前にして老耄のはじまった元軍人の父親と、無頼の日々を過してきた私との異様な親子関係を描いて、人生の凄味を感じさせる純文学遺作集。川端康成文学賞受賞の名作「百」ほか三編を収録する。


13.白夜の弔鐘

 田中 芳樹「著」   5巻

(内容)ドライな仕事ぶりでは右に出る者のない古郷聖司は、傭兵組織の仲介で、建設中のベーリング海峡ダムをソ連反体制組織の手から守るよう依頼を受ける。「コーリャ」という謎の男に、妻を射殺されたKGBのマリノフは仇討ちの炎を胸に捜査を開始する。二人が出会った時、大策謀が明らかになった。アクション描写も冴える超人気作家、初期の冒険巨編。


14.村上春樹への12のオマージュ いまのあなたへ 

 青山 七恵 他「著」   4巻

(内容)NHKラジオテキスト『英語で読む村上春樹 世界のなかの日本文学』(2013年4月号 ̄2014年3月号)にて連載した、新鋭作家12人による創作短篇集。それぞれの作家は、村上春樹という“巨大な存在”から何を感じ取り、何を作品に発露させたのか。各作家によるコラム「村上春樹、そして私」も必読。ここに、“いまのブンガク”が集結する。


15.ラストメメント 兵士と死 

 鈴木 麻純「著」   4巻

(内容)老婦人の遺品整理を頼まれた和泉は、そこで死を嫌悪する葬儀社の男・透吾たちに出くわす。これまで死者の想いの数々を透吾に踏みにじられてきた和泉は、彼の思惑を防ごうとするが…。ゴシック・エンタメ第3弾。

16.おふくろ八十六、おれ還暦 

 ねじめ 正一「著」   3巻

(内容)ジュリーのライブでロックし、娘と二人カラオケ。人生の後半戦でジタバタしている最中、母が病気に。介護をしに母の家へ通い、二人で過ごす時間。そして母のためにある決意をする…。男の本音エッセイ。


17.愛するのが怖くて

 サラ・クレイブン「著」  3巻

(内容)休暇で訪れたエーゲ海の小島で漁師のドレイコと恋に落ちたクレシダ。結婚を約束するが、父が倒れたと連絡を受け、彼に何も告げずに帰国する。父の病は深刻で、さらに破産の危機にも瀕しており、クレシダは救済に奔走するが…。


18.アスタの日記(下) 

 バーバラ・ヴァイン「著」   5巻

(内容)アンの伯母スワニーは、58歳のとき、お前は両親の実の子供ではないという匿名の手紙を受け取った。母のアスタに問い質しても相手にしてもらえず、以来、苦悩の淵をさまよっていた。アンが日記の原本を調べたところ、1905年のスワニー誕生の前後が五枚破り取られていた。さらにケアリーの言う殺人事件とは、同じ1905年にとある薬剤師が妻を殺害したとして裁判にかけられた事件で、現場はアスタの家の近くだった。日記の欠落した部分には何が書かれていたのか?巨匠ヴァインが遙かなる過去の謎と真実を描く傑作長編。


19.スウ姉さん 

 E・ポーター「著」   4巻

(内容)ピアニストを目指しながらも、亡き母に代わって家族の世話を強いられるスウ姉さん。父の銀行が破綻し、恋人が去ってもなお、持ち前のユーモアを支えに、与えられた場所でタフに生きていく。


20.罪なき愛人

 ダイアナ・ハミルトン「著」  3巻

(内容)18歳のジョージアはある日、母の再婚相手を誘惑しようとしたという濡れ衣を着せられてしまった。想いを寄せる義父の息子ジェイソンからも、実の母親からも信じてもらえず、ジョージアはNYへ。7年後、義父が亡くなり…。